あるパターンのwhile繰り返しにおいて、forを使うと少し記述が簡単になります。
単純には次のようにwhileからforに変更できます。

つまり、forは、whileの特別なパターンを短く書けるようにした規則といえます。
なお次のように、繰り返し直前の処理 と
繰り返し最後の処理 を省略したfor文はwhileと同じになります。

また、for( ; ; ) のように繰り返し判定条件を書かないと、成立と判定されて、 絶えず繰り返し続けます(無限ループ)。
具体例として、以下で簡単なwhileと比較します。
#include <stdio.h>
main()
{
int kai; /*個数入力用 */
int n; /* 数える変数 */
printf("個数>");
scanf("%d" , & kai );
n = 0;
while (n < kai){
printf("●");
++n; /* 数える。 */
}
printf("\nEND");
}
上記をforに変更すると次のようになります。
#include <stdio.h>
main()
{
int kai; /*個数入力用 */
int n; /* 数える変数 */
printf("個数>");
scanf("%d" , & kai );
for( n = 0; n < kai; ++n){
printf("●");
}
printf("\nEND");
}
進む順番で説明します。⇒