OSI(Open System Interconnection)参照モデルとは
国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)や
国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)が中心になって
決めたもので、
異機種間のデータ通信を
実現するためのネットワーク構造における
設計指針です。
OSI参照モデル階層は、次のようにレイヤー1からレイヤー7の階層に分けてモデル化しています。
対して、TCP/IP階層と呼ばれるプロトコル階層もあります。これはインターネットの中で投稿された提案を、自由に参加できる世界中の技術者で精査されて、変遷を重ねてきた仕様の数々を
階層化したものです。
次のように、TCP/IPプロトコルを利用した
様々なアプリケーション用プロトコルが存在します。
TCP/IPのプロトコル層と比較ください。
(OSI参照モデルの1つまたは複数の層と対を成していますが、完全に一致するものではありません。このように分けれらた必要性に着目してほしい)
Webブラウザ用にHTTP(HyperText Transfer Protocol)、 メール送信用にSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、 メール受信用にPOP3(Post Office Protocol)、 ファイル転送用にFTP(File Transfer Protocol)が使われています。 これらは、TCPとIPプロトコルを利用しています。
←プロトコルの構造を確認できます。